0歳こども旅ログ

こどもと3日違いで、つい先日26歳を迎えました。大学生半ばのころより月1旅行を志していたため、それと比べたら回数は少なくなりましたが、もう一度ペースを取り戻していけたら、と意気込む26歳と2週間すこしです。0歳こどもとの旅は、事前リサーチも荷物も膨れ、大荷物を抱える腕に赤い跡がつきますが、ひとりで行くのとも、大人だけで行くのとも、また違う新鮮な視点があり暖かい視点があり、非常に楽しかったです。例えば、実家を出たタイミングでもう家族旅行に行く機会なんてなくなった、と思っていましたが、なんとこどもを産んでから2回も実の家族と旅行に出かけました。すごい。お孫さんパワー。そんな風にフレッシュなことばかり楽しかった0歳こどもとのホテルログです。

 

  • 0歳7カ月 / 仙台松島

松島温泉 元湯 ホテル海風土【公式HP】|宮城県仙台松島海岸にある松島温泉元湯。客室露天風呂

こども浴衣○ お食事個室○ 食器○ 客室露天○ お布団○

こども用浴衣が(まだぶかぶかだけれど)かわいい。座敷の個室のため、食事に飽きて畳をはいはいしても大丈夫!なのが心強い。

夕食ではお魚屋さんもやっている旅館さんの力が遺憾なく発揮されて、刺盛りが新鮮で弾力があってとっても美味しい。中でもウニや貝や新鮮であってこそ美味といえる海の幸がとっておきに美味しいので本物。

 

松屋別館

こども浴衣× お食事個室- 食器- バスタブ○ ローベッド○

ちょっと例外な旅館風ホテルさん。ホテル・旅館の棲み分けも曖昧ですが、畳の和室にローベッド!これは宿泊・食事を別にしたい(熊本城をみて夜は馬刺し!)こども旅に、とてもいいバランスです。ホテル上階には人工温泉の大浴場も置きつつ、お部屋にはシャワーもバスタブも完備しているので、ちいさなお子さんのお風呂を心配される方にもお勧め。

松屋別館さんとセットでお勧めしたいのが、車で15分くらいの「パンオルヴァン」さん。モーニングセット(おすすめ5種のパンとサラダ・スープ・ドリンクセット)が600円、近所にお引っ越ししてきてほしいパン屋さんランキング堂々の1位です(このできたてパンなら倍払える)。

 

  • 0歳8カ月 / 湯布院

www.hinoharu.jp

こども浴衣× お食事部屋食○ 食器○ 貸切風呂3種○ お布団○

じゃらん営業さんイチ押し。歩いて楽しく賑わう湯布院で予約の取れない落ち着き宿。変わったところはないんだけれど、フロント前ちいさなロビーにはいい灯りがついていて、貸切風呂3種いつでも入りやすくて、談話室には湯上り用のお水があって、ご飯は季節ものがほかほかで出てきて、ちょうどいい距離感の仲居さん。それが揃うのがいい旅館、と賛同します。

ベビーチェアも用意してくださり、旅館の景観を壊すキャラクター食器もありがたく感じるように。

湯布院は歩いてめぐって、自宅用のものもお土産も郵送で東京にしゅっと。以前はお土産も全部スーツケースに詰めて詰めて帰っていましたが最近はスマートに郵送派。旅先から友人にお土産を郵送するの、サプライズ感が充分にあり、いたずら心が楽しいです。

すこし行くと大分を見渡せるロープウェイも。

 

  • 0歳11カ月 / 福島土湯

www.harumiya.com

こども浴衣× お食事個室○ 食器○ 貸切風呂3種○ お布団○

土湯は硫黄の香りがする柔らかい湯質。ちいさな温泉街も温泉たまごのお店やこんにゃく、足湯が並び、なんだかほっとする街です。写真がなかったですが、お部屋も素敵でシーンによって使い分けることができそう。私の両親はマッサージチェア付ベッドルームにして、私と夫は掘りごたつのある和室にしました。こども用のミニおひつやふりかけを置いてくださっていたのもポイント高くうれしい。

こけしが有名な土湯。雪しんしんと街に並ぶ大きなこけしに並ぶ姿も「旅にきたぞ!」という感想を抱けて、私は好きです。

 

以上、仙台松島・熊本市内・湯布院・福島土湯の4つの旅に一緒に行きました。初めてこどもと旅に行くまでは、何か想定し忘れていることはないだろうか…と考えていましたが、実際に行ってみるとミルクづくりのお湯だけ用意してもらえたらなんとでもなるな、と最近は思っています。それ以外で嬉しかったのは、大抵のお宿さんが用意してくれているこども用バスタオル、はるみや旅館さんの「こども用のミニおひつ」「ふりかけ」、1歳旅で出会った「2ℓのペットボトルお水(たっくさんお水を飲むし、お水さえあれば、消毒用の熱湯も気兼ねなくドバドバと沸かすことができる)」、1歳旅で出会った「こども用歯ブラシ・スリッパ(まだ使わないけれど、こども用の歯ブラシはかわいいパッケージでうれしい)」。そう、1歳旅はもう始まっているのです。こんな小さい頃の旅なんて覚えてくれないと思うけれど、白地図にたくさん旅の印をつけて贈りたいなあ。旅はいいもの。どんな旅が好きになっていくのかな、楽しみです。